女性の脱毛や髪の悩みについて

回復後頭皮  近年男性ばかりではなく女性の方も、脱毛や細毛で悩まれるケースが大変増えています。
これは、頭皮や髪ばかりではなく、女性特有の婦人科系の病気が一因とも考えられています。
女性の社会進出により、長時間労働や仕事などのストレスにさらされる事が増え、さらに生活習慣病によって、体に様々な悪影響を与えています。特に、20代後半から増えている子宮内膜症も、このような事が原因で増えているといわれています。
■回復後の頭皮■

 女性は男性に比べると、ホルモンの影響から体毛が薄くなったり、髪が抜けたり細くなったりする事はむしろ稀でした。ところが、先に述べた生活習慣などの変化から、ホルモンのバランスが乱れ、生理不順を起こしたり、女性特有の病気を引き起こしたりするケースが多くあります。さらにダイエットや、かたよった食生活などが原因で、一種の栄養失調を起こしているケースも増えています。
 ダイエットが原因による脱毛などは、男女問わず起きておりますので、このような状態を改善するにはケアばかりではなく、体の栄養成分を補うことも必要になります。

 このようなことを考えても、ダイエットなどを行なう場合には特に注意が必要です。さらに男性を対象にしたプロペシア(飲む育毛剤)は、女性は使用できないため、内服薬でケアをしてホルモンの影響を正すというのは難しい部分があります。
 しかし現在、サプリメントなどの栄養補助食品で女性ホルモンを活発にし、男性ホルモンを抑制することは可能です。


 それに加えて、過度なカラーリングやパーマ、過剰なスタイリングなどもトラブルの原因になります。
 前後処理で髪にダメージを与えないようにしてから、カラーリングやパーマなどを行なってくれる美容院が増えてはいますが、コスト面や手間などを考えると、そのようなことを行なわず施術することもあります。
 また美容師が行なっていれば、ダメージなどに対するケアを十分行って、注意をしながらの対応も可能ですが、自宅でのホームカラーやストレートパーマなど、自分で薬剤を使える環境が増えていますので、十分注意が必要です。
自宅でのカラーリングが、ダメージや脱毛の原因になっていることも事実です。
 美容師などのプロの場合は、髪の状態などを見ながら、数種類のカラーやパーマ液を使い分けたり、薬液の放置時間や塗布の度合いなどを調整することが可能ですが、それに比べ自分で行なうカラーやストレートパーマには、それなりのリスクが伴います。
 特に、ストレートパーマを塗布するに際し、頭皮につかないように十分注意したりすることをしなければ、薬剤によって頭皮がかぶれてしまったりするケースもあります。

 現在、髪に負荷のかからないような薬剤を各メーカーが開発を進めていますが、頭皮に対する負荷に対しての対処法はまだ十分とはいえません。負荷がかからないようなシステムを使い、頭皮と髪両方に対しトラブルがないように施術する美容院もなかにはありますが、まだあまり多いとはいえません。
 施術料が安いからといって、そのような負荷を髪や頭皮に対しかけるのは、取り返しのつかないことになりますし、普通の脱毛よりも回復させることは困難です。
 どうしても行なう場合は、使用上の注意や過度の放置の時間を置かないなど、気をつけなくてはいけない点があります。


 更に注意点として、過度のスタイリングも髪が弱くなる原因の一つです。
 近年のパーマ離れや、スタイリング機器が一般に販売されるようになり、様々なスタイルを女性が自宅で試すことが出来るようになっています。
 ところが、髪を曲げたり伸ばしたりするには、それなりに髪に熱や負荷を与えます。
 カール及びストレートアイロンなどの普及にともない、形をつける時にスタイリング機器をお使いになるケースが増えていますが、熱を加える時の髪の水分度合いや、温度、時間によって、髪は大変大きなダメージを受ける恐れがあります。
 それがまた、毎日繰り返されたりすると、髪には大きな負担がかかります。
 プロの美容師は、このような熱を加える時も、髪の長さやダメージ度合いによって、熱を加える時間を短縮したり、アイロンなどの高温の熱を加える際に髪に保護剤をつかったりします。そうすることによって、過度に熱を加えなくてもスタイルがキープでるのです。
 仮に髪にダメージがあって不安を感じるようであれば、お願いする前に十分注意していただきたいと思います。
 痛んでしまった髪や頭皮を補修するのには、髪が伸びるのと同じ位の時間や手間が必要なのです。


 女性の場合は、男性に比べると髪の本数が多いので、自然な脱毛のサイクルで抜ける髪も多く、さらに外的要因(無理なブラッシングやタオルドライ、スタイリング)の影響によっても抜けることがあります。
髪の長さによっては絡みやすく、男性ではあまりない負荷が影響することもあります。当然回復の可能性も男性に比べると高いのも事実です。
 それでも十分な注意が必要になりますが、健康な頭皮や髪は、皆さんが日頃からお顔のお手入れ(基礎化粧、マッサージ、メーク関連など)に対して努力をされているように、頭皮も同様のことがいえます。