カテゴリ「男性ホルモン対策」一覧


2007年01月26日

AGA 1

一昨年の12月より処方が開始されたフィナステリド。最近服用されている方などのお話を伺う機会が増えてきました。

この薬は一般的な内科から形成外科などが経営する発毛クリニックにいたるまで幅広い病院で処方をしてもらえるようです。ただフィナステリドを処方する医師側のこの薬に対する知識などが少し欠如しているようです。さらに処方をする基準なども明確にされておらず生活改善薬のため、本人が希望すれば誰もが手に出来てしまうのが現状です。

まず第一にフィナステリド単体の服用では期待されるほどの結果を得ることはできません。これは10年以上前から承認されているアメリカで様々な症例によって仮に男性ホルモンを抑制しても、同時に血行を促進するような育毛剤などを使わなければ意味がありません。

確かに男性ホルモンの感受性の高い方の場合、フィナステリドを服用することで薄毛や抜け毛などの進行を遅らせたり止めたりすることは可能かもしれません。所が同時に現存する髪や新たに生え出そうとしている髪に必要な血液の供給を促さないと回復にはつながらないからです。

たとえるならば肥満の男性の方が体をしっかりとした筋肉質の体系に変えたいと願った場合。まず必要なのは余計な栄養を摂取しないために食生活などを見直し脂肪につながらないような食事の節制が必要になります。これをフィナステリドによって男性ホルモンを抑制しているとお考えください。

当然肥満気味だった体は瘠せていくでしょう。さらなる肥満にならないのが目的であったり、ダイエットを期待するのであれば食事のコントロール(男性ホルモンの抑制)で十分かもしれません。ですが今回の目的は筋肉質な体系です(髪が太くなったり、新たな髪が生えだす)

余計な栄養を取らないのと同時に体を鍛える行動が必要となります。この時行われるトレーニングのような刺激が育毛剤の使用によっての血行促進に当たります。この二つを同時に行わなくては期待するような結果を得ることが不可能だということが分かり、現在アメリカでは必ずフィナステリドと共に育毛剤の使用が薦められています。

ですが現在の日本の医療現場でそのような説明を受けていないケースが多く、フィナステリド単体で薄毛や抜け毛が改善するような印象を受けている方が大変多いようです。

さらに男性ホルモンを抑制するに当たって女性の服用が認めれていないのは当然ですがフィナステリドを服用している最中に性行為を行いそれによって妊娠などをした場合、そのお子さんが男の子だと生まれたとき生殖器に異常を来たす可能性があることを危惧する医療関係者もいるようです。一部医師は子作りを予定している時にはフィナステリドの服用を一時停止を勧めているようですがどれくらい前から服用を中止するかなどのガイドラインが設けられていないようです。

フィナステリドを現在ご利用の方や今度利用する予定がある場合には髪の改善などに対する質問だけではなくこのような具体的な質問を必ずしていただくようお勧めします。

近日中に男性ホルモンが与える髪への影響などをご紹介します。その中でポイントになるのが毛深い人は男性ホルモンが強いので薄くなりやすいというイメージをお持ちの方が多いようですがこれがけして正しくないことをご説明したいと思います。

2007年01月29日

AGA 2 (男性ホルモンの影響)

男性ホルモンに抜け毛に不安を抱えておられる方たちが沢山おられると思います。さらに今まではその影響に対して効果的な対処法がなかったのがより不安を煽る形になっていたと思います。遺伝的に男性ホルモンが多い家系の方は体毛や髭が濃いと自分の抜け毛の原因が男性ホルモンではないかと考えてしまうことでしょう。

以前は男性ホルモンは睾丸より分泌されるテストステロンが影響し抜け毛を引き起こすと考えられていました。ですが近年の研究によってテストステロン自体に髪の育成を妨げる作用はなく、皮脂腺から分泌されると酵素(5A―リダクターゼ)とテストステロンが結合すると毛髪の生成を害すディヒドロテステロンとなり抜け毛や薄毛につながると解明されました。

このディヒドロテステロンは毛乳頭や毛包などの周辺組織などに大きな影響を与え、毛細血管を収縮させたり血液中のたんぱく質が毛母細胞で分裂しにくくなったりします。さらに毛包が萎縮されてしまい生え出す毛髪が弱ってしまい異常脱毛が引き起こされます。

現在このような現象に有効といわれるのはフィナステリドなどに代表される男性ホルモンの抑制剤の服用や大豆エキスなどの植物成分によって皮脂の異常分泌を防ぐと共に5Aリダクターゼの働きを阻害すること。(サプリメントなどで服用したり育毛剤などの成分で直接毛根内部に働きかける)。

ディヒドロテステロンによって不足する毛母細胞のエネルギー源であるアデノシン3リン酸ニナトリウム(ATP)を補うことが必要となります。

現在でも様々な研究が続いていますが男性ホルモンの影響を大きく受けているはずの方(髭や体毛の濃い、精力旺盛)でも抜け毛などに悩まなくている人がいるのは以上のようなことが関係しています。

さらに先日紹介したルートプラス1はディヒドロテステロンが引き起こす毛乳頭や毛包内部の細胞分裂の低下を再生させる効果があると言われています。健康な髪のヘアサイクルは毛根幹細胞から毛芽に分化し毛母細胞に変化し分裂。その毛髪になるという順になります。

これがルートプラス1の特徴でありMPC(ミルクペプタイドコンプレックス)がバルジ領域を活性化し毛根幹細胞の分化を促進、ヘアサイクルを正常に戻すことでハリのある健康な毛髪が作られます。
 

2007年06月01日

男性型脱毛症に有効なビールホップ

大変多くのお問い合わせをいただきありがとうございます。

専門的な育毛剤にはなんらかの形で男性ホルモンを抑制するような成分は含まれています。所が正直効果があるかと言えば男性の場合、年を重ねていくに当って女性ホルモンの生成機能が低下していく度合いを考えると効果はあまり期待しないほうがいいと思います。(個人差は当然あります)それに女性の場合でも近年、ホルモンバランスの乱れなどから大変多くの方が男性のような抜け毛で悩んでおられます。

その為、多くのサイトでは男性ホルモン型の抜け毛などの場合、絶望的な内容になって書かれています
。所が今回紹介したホップのエッセンスは男性ホルモンを抑制するのではなく塗った箇所の女性ホルモ\nンを増幅させる効果があります。このようなケアを髪のために出来る商品は一つもありませんでした。
それにこちらの商品は女性ホルモンの増加だけが目的となっています。フィナステリドやスピノラクトンのように実際男性ホルモンを抑制することで大きな効果を得られる可能性は当然あります。ですが局部的に塗布する形で女性ホルモンを増加させるというケアは少なくとも今までひとつもありませんでした。

ルートプラス1も確かに毛根や周辺の細胞の再生化をはかってくれる商品です。このような細胞の死滅化が男性型脱毛症でもっとも懸念される現象です。男性の場合、ホルモンが引き起こす悪影響は年々増えていきます。それに女性の場合、ホルモンバランスの乱れなどは生活習慣やストレス、それに毎月の生理でも起こってしまいます。そのようなことから予防的処置としてもホップのエッセンスをケアに取り入れるのは大変有効なケア手段だと思います。

2007年06月14日

プロペシア(AGA)や発毛クリニックに対する疑問

僕の知り合いで数年前より髪の薄さに悩まされていた人がいました。1年ほど頭皮エステに来店いただきておりましたがその後、転勤のために地方に引っ越してしまいました。

医療関係の仕事に就く彼は赴任先の近くの大阪で発毛クリニックの存在を知り、指定された検査の後プロペシアと5%のミノキシジルといった決まった処方を受けてこの一年間医師の指示の元、治療を続けました。

発毛クリニックはプロペシアと血行促進目的の育毛剤の使用を薦めます。これは海外では当たり前のことです。ところが日本ではプロペシアの正しい使用方法を理解していない内科や皮膚科が多く、ほとんどの場合、プロペシアだけの服用しか話をされません。

当然、発毛クリニックのほうが幅広い知識を備えていますしHPでは男性ホルモンの受容体という検査などをしてサプリメントなども薦めているケースがあるようです。ですが投薬を受けるだけで具体的な頭皮エステやケアを行ってくれないのが現状です。

前にも話しましたプロペシアには副作用などの心配もあります。そこで大体の場合6ヶ月間薬を飲み続け、抜け毛の量の増加などを確認した後にまた6ヶ月間の投薬の判断をします。

今回僕の知り合いは1年間のプロペシアとミノキシジルの併用を続けました。結果は本人が満足いくものではなかったようです。ひとつに頭頂部ということもありミノキシジルの5%を使用していたこと。これには大きな疑問が残ります。現在アメリカでは頭頂部でも状態に応じて15%や12.5%にするのが当然であり、頭頂部だから5%というのは数年前までの考え方でした。

発毛クリニックの男性ホルモン受容体検査にも少し疑問が残ります。根本的に血液検査などで男性ホルモンにおける髪への影響などを証明するのはまだ困難だとされていますが多くの発毛クリニックではこのような検査を元に薬を処方しているので効果が期待できると宣伝しています。

極論をいってしまえば男性ホルモンは確かに髪に悪影響を与えますが一部研究機関の学会発表によると前立腺がんにより前立腺などを切除した患者さんでも抜け毛が止まることはあっても髪が戻るということはありえないと報告しています。

他の病気でも医師や研究者の間での意見の対立は常におこります。正直どちらが正しいかという判断は難しいでしょう。ですが一年間、男性ホルモンを抑制する薬を飲んでいて、悪化しているような印象は受けませんでしたが劇的な回復をしたという感じもしません。

多くの方が男性ホルモン型の抜け毛や薄毛に不安を抱えておられることでしょう?プロペシアの効果には当然個人差はありますが副作用を含め、一年服用を続けても今回のような結果なのかと少し驚きました。

前回紹介をしたビールホップのような女性ホルモンを局部的に増加させたり、新たなケア方法をさらに模索していく必要を痛感しました。

2007年07月05日

プロペシア(成分名 フィナステリド)の有効性

BBSなどの書き込みで最近20代後半の方たちのプロペシアの服用後のご相談が増えてきていますしこれから服用をお考えの方もいると思います。

今年の6月にプロペシアを一年服用した僕の知り合いの状況を紹介したり、1月にはAGA自体の考え方を紹介したブログがあります。カテゴリーとしては男性ホルモン対策にしてありますが再度、簡単にご説明したいと思います。

男性ホルモン対策のブログ http://kaminonayami.net/blog/cat51/


一昨年より日本でも処方が開始されたプロペシア。主な役割は体内における男性ホルモンの抑制です。血液中のたんぱく質が毛乳頭において細胞分裂を繰り返し髪へと成長するのですがこの邪魔を男性ホルモンがすると言われています。

この薬自体はアメリカで前立腺肥大の薬として開発され、その実験段階で抜けていた髪が復活したということから毛髪のための転用を10年ほど前からはじめました。最初はこの薬、単体で髪が回復するといわれておりましたがその後、研究によってプロペシアの服用は男性ホルモンによる悪影響を制御する力があるのは確認されていますが他の抜け毛の原因(毛根の皮脂の根詰まり、血行不良)に関しては別の対処が必要だとわかり、アメリカなどでプロペシアを処方される際には必ず育毛剤の使用が不可欠との説明を受けます。

さらに育毛剤の使用に当ってもそうですがいつもお話をするように毛根などの状態が良くなければ当然浸透性は悪く、育毛剤の本来の効果を果たさないばかりか塗っていても無駄な状況のケースがあります。プロペシアや育毛剤をご利用いただいていたとしても皮脂などのコントロールができていなければ根本的な解決になりません。

プロペシアは皮膚科ばかりではなく内科などでも簡単に処方されていますが詳しい説明をされていないケースが多いようです。6ヶ月単位で服用の継続または中止を決めているようですがせっかくその間、服用いただいていても、基本的なケアや育毛剤を使わなければプロペシアの本来の有効利用になっていませんしこれはこの成分を開発したアメリカではすでに7年も前から言われていることです。

生活改善薬であるプロペシアは病気に対して処方されるお薬ではないこと。副作用などの注意点の説明は受けても飲む、飲まないは自己責任であること。保険適用薬品ではないので処方に当っての厚生労働省から本当にこの薬が必要かどうかのチェックが入らないので容易に処方をしてしまうこと。

内科だけではなく皮膚科や発毛クリニックなども皮脂の排除などのノウハウやプロペシアと併用利用する育毛剤に対する知識や薬品がないこと。

様々な要素が重なりあってしまい、現在の日本では正しい形でのプロペシアの利用方法の説明を医師が行っていない場合があります。せっかく毎日決められた薬を飲んでいるのにも関わらず、正しい情報提供がされていないために期待しているような効果を得られずにいる方が沢山います。

現在プロペシアを服用されている方や今後検討している方など、飲むだけではどうにもなりませんのでしっかりと育毛剤や日々の頭皮や毛根のケアを同時に行ってください。

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