市販品とサロン商品の違い
現在様々なシャンプーやケア商品などが市場に出回っています。さらにネット上になると各社があらゆる宣伝をつかって自社商品の有効性を説明しています。所が消費者からすれば本当に良い商品はどれ?という疑問を持つことがあると思います。
美容師という僕の立場からすれば当然市販品に比べればサロン商品のほうが優れていると思います。これはけして市販品を否定するわけではないのですが髪のトラブルや脱毛の原因は人それぞれで市販品のように多くの方に納得してつかっていただけるような結果を望むとどうしても万人受けするような製品になってしまい特殊な症状などの方には成分や効果の面においてそれほど高い結果が望めない場合があるからです。
さらにサロン商品を一度手にしたことのある方はわかると思いますが一般ドラッグストアに並ぶ商品と美容院の商品をくらべると一番驚かされるのがその価格だと思います。実際僕の店で扱うシャンプーの中で一番高いものは13000円で皇族の雅子様や愛子様ご愛用の品になるのですがはっきり言えばその効果には驚くものがあります。中々シャンプーを変えて直後にその結果がわかるという商品はあまりないのですがこのシャンプーはサンプルを1,2個お客様に差し上げるとこの値段にも関わらず大半の方が購入されます。
その中で市販品とサロン商品は何が違うのか?まずは商品の内容成分になります。商品1本当たりの販売価格に対し原材料に使える金額は市販品とサロン商品の場合大きな開きがあるように当然含まれる成分の質も開きがあります。
髪に潤いやツヤを出す為に含まれる成分など市販品の場合合成界面活性剤などをコスト的な問題で使用せざる終えないのがサロン品の場合は天然植物成分などを利用できたりします。
さらにサロン品の場合は理容師や美容師などのプロがお客様の状態を判断した上で紹介するので本当にその方に適した商品を選べます。ただ問題があるとすればその理容師や美容師の知識レベルの差。お店で取り扱う商品数に限界がある事。それに様々な製品の結果や効果を試した上で科学的見地(毛髪の改善度合いや皮脂などの除去度合いの確認)から一つ一つの製品をチェックすることを怠っていること。取り扱い商品がメーカーの説明だけではなくどのような理論や目的をもって開発されているのかを調べたりなど。サロン品がただ良いのではなく確実に結果に繋がるような商品を吟味する力を理容師なり美容師が持つべきだと思います。
僕自身どれほどの知識があるのかはわかりません。ですが少なくとも国内外を問わず常に新しい髪や身体に関する学術発表などは出来る限り目を通したり新しいことを学ぶように努力はしています。その中から今までの経験や診断などを含めてお使いいただくケア商品をはじめてご紹介するようにしています。
よくシャンプーを変えたのに良くならない。育毛剤を使用しても改善されない。といわれる方がありますが当然だと思います。それは個々の症状にあらゆる面からケアをしていく。皮脂を取るばかりではなく。血行を促進するだけでなく。総合的に本当にその方に必要なケアを取り入れて改善を図ることが必要だからです。
極端な話現在皆さんが住んでいる場所の気候や気温などによっても症状や適した商品が変わる場合があります。それはご自分が住んでいる環境によっても平均気温や温度差などがあるからです。暖かいところにお住まいであれば平均気温や汗や皮脂が出る量や年間日数は北海道に住んでいる方とはことなる可能性もあります。
されているお仕事が学生さん、OL、サラリーマン、道路工事、工場など一日に過ごす室内の環境も人それぞれです。そこに加え生活環境、食生活、睡眠時間、年齢など当たり前のことを含めて考えればその方にもっとも適した商品を世界中で1本だけ見つけることができればシャンプーを変えることや育毛剤を使用することで治る可能性はあるかもしれません。ですがそれは現状としては不可能だと思います。
大げさな言い方かもしれませんが実際髪のトラブルの原因や脱毛の理由は個々に違うと思います。その中からもっとも有効な商品を診断の結果やお話をした上で選ぶ必要があります。さらに現在世に出ている総ての商品(家電、PC、車)を含めて完璧という物は存在しません。日々続けられている研究などによって新たな発見があればそれを製品化するためには更なる努力が必要です。
サロン品も完璧な商品というのは存在しませんが現時点で様々な組み合わせをすることで皆さんに合った商品を見つけることが可能性がありそれによって改善が見込めます。
それと最後に一年を通して1本の商品では不十分な場合もあります。それは冬場の気温や湿度の低下に伴い髪や頭皮が乾燥したり夏場の紫外線による髪のダメージや気温の上昇に伴い分泌される皮脂の量の増加なども髪や身体に影響を与えます。ですがそのような環境の変化にも負けないくらいしっかりとした髪や頭皮をつくることが出来るのは他の誰でもないご自分だということを覚えておいてください。


女性の髪のトラブル
