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2009年05月 記事一覧


2009年05月26日

夏の抜け毛と頭皮環境の悪化

5月も下旬に入り、毎年繰り返しのようにお伝えする内容ですが気温の上昇とともに皮脂の分泌がとても活発になります。普段、このサイトをご覧の方たちは様々な専門シャンプーをお使いかと思いますが皮脂の排除というのはけして簡単ではありません。さらに冬場や春には順調であったケアが環境によっては不十分になってしまうことがあります。

一日を過ごす環境によって必要となるケアには個々によって大きく異なります。また四季がある日本で平均気温もお住いの場所によっても異なりますがその時の環境や状態に細かくケア内容を変えていくことがとても重要です。

夏になったことで屋外で過ごす時間が増えれば皮脂や汗の分泌も活発になります。これらをしっかりと排除する努力が必要です。また入浴後の育毛剤を塗布するタイミングも発汗性が良くなる夏には入浴後直後よりも汗がひいた段階でお使いいただく必要があります。シャンプーによって皮脂が排除できていても体温が上昇している入浴直後は汗が毛穴を塞いでいるので育毛剤を塗布いただいても十分毛穴の奥まで浸透しない場合があります。

効果が期待できる商品をご使用という自負がある継続していたのにも関わらず状況の悪化があった場合、その原因が何かわからずパニックを起こす方があります。それは季節や平均気温によってのケアの見直しの重要性を説明している商品もなく、またアドバイスも受けたことがないからだと思います。

ケアを行っているのであればそれが現在の環境に適しているかどうかの確認。これは一年を通じて重要なことですが夏場の頭皮状況の悪化は確実に秋の抜け毛に大きく影響してきます。そのようなことに陥らないためにも細心の注意を払っていただくことをお勧めします。

2009年05月27日

キューティクルと薄毛の関係

国立遺伝子研究所が米アカデミー紙に発表したところによると髪のキューティクルと薄毛の因果関係があること公開した。

遺伝子の中でSOX21が低下して方になると髪のケラチンが十分に生成されず、キューティクルがなくなってしまい髪の表面にできる返しがなくなることで髪が抜けやすくなるという事が確認されました。偶然での発見だったようですが遺伝的にSOX21 を生成できないラットを作り、髪の成長や抜け毛を確認した所、発毛自体は正常におこなっても生えた髪が留まり続けたのがわずか14日間程度だったことがわかりました。

髪のキューティクルの生成が低下するのはSOX21だけではありません。血行不良によって髪の生成能力が低下することでもキューティクルが生成されなくなります。その証拠に保水力が悪く、まとまりの悪い髪。色素が十分に生成されていない髪が薄毛の方に確認されることが多いのも同様の理由です。

すでに毛根内部から生え出た髪のキューティクルがはがれたり、痛んだりするのは後天的なダメージによって起こることですから薄毛とは関係ありません。毛穴内部で髪が生成された段階でキューティクルの生成能力が欠如していることが関係しています。

キューティクルが出来ていない髪の表面はつるつるになっている為に頭皮に留まることができなくなっているようです。キューティクルは日本家屋の屋根瓦や魚の鱗のようになっているのですが一枚ずつのキューティクル(瓦・鱗)がなくなると返しになる部分がないので抜けてしまうようです。

相談いただく多くの方が可能であればシャンプーだけで現在の抜け毛や薄毛の改善が図れることを希望されます。確かに皮脂の排除によって抜け毛などが減少したり髪の太さが増す為にはシャンプーなどの見直し、毛根の状態の改善はとても大切です。所がより確実な髪の生成を行うにはやはり育毛剤や様々な手法を用いて、キューティクルなどの生成能力を高める必要が今回の発見でわかりました。

せっかく毛根が改善して、抜け毛や髪の細毛が起きないような環境が整っても抜けにくい髪を作りあげることが大切です。事実、以前より高濃度ミノキシジルでフィナステリドをご使用いただいていた方が低レベルレーザーの併用を始めた所、早い段階で顕著に感じた変化としては問題のなかった部分の髪の伸びる速さが早くなったと話される方がおられます。

皮脂の排除はとても重要ですが髪の生成を高めるためには同時に血行の促進やキューティクルの生成が高まるケアを同時に行わなくてはせっかく生えた髪があったとしても抜け落ちやすい髪が生えてしまう可能性があります。

しっかりとしたケアを行う重要性が今回の発見から実証されたと思います。

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