今までに何度かレーザーを利用した育毛や抜け毛に対する効果はお話をしております。昨年の2月にアメリカのFDAがフィナステリドやミノキシジルのような医薬成分以外で初めて発毛することを正式に承認しました。この機械は既に10年以上前から発売はされていて、その間も医療専用タイプのレーザー治療器は育毛先進国のアメリカでは病院で幅広く利用されておりました。
光レーザー機器を毛髪に使用した場合、脱毛効果があることは脱毛レーザーなどで周知されていると思います。
しかし、育毛のためにレーザーを使用することが出来ると日本で話題になったのは昨年の話しです。現在では世界に4種類ほどのレーザー育毛機器が存在します。さらに育毛目的だけではなく植毛後の拒絶反応で植えた毛根の周辺の髪が抜けるケースが多いのですが植毛においても先進国であるアメリカではプロペシアやミノキシジルよりもこのような拒絶反応による抜け毛を抑えるのにレーザーの方が効果が高い事を確認しており、植毛後にはなるべく利用をするように薦めております。
このようなレーザー治療器は890nmや660nmの波長を使用したLLLTと呼ばれる非常に低いエネルギーを使用しております。このような光線療法は新生児の黄疸や円形脱毛症、他の皮膚病の治療に持ちられております。
このレーザー治療の正式な効果を承認するために独立研究監視委員会の監視下の元に臨床研究がおこなわれ、このような分野を専門にしている研究センターで実施されました。6ヶ月間の検査期間で26歳から79歳の男女を対象に行われ髪が薄くなったていて脱毛症状が進行している方を選んだそうです。
レーザー治療を始めるにあたって、各部分の特定した箇所を対象に高解像度撮影を行い、専門的な画像処理をおこない髪の毛1本ずつを区分して髪の正確な本数を記録し、6ヶ月後の結果と比較をしたようです。週に2回を一回当たり10分。頭皮全体に2回行き渡るようにおこないました。
参加者は毎月1回、研究センターに赴き、毎回髪の数を測定し記録しました。
6か月間で得たデータとしては97.4%の方に効果があったとされています(効果とは抜け毛を制御し実験前の髪の本数に対して変化率が1%以上ある方を意味しているそうです。)84.2%の方が発毛現象が確認されたとされています。(発毛とは実験前の髪の本数に対して11%以上の髪の本数の増加が確認された)
平均的な実験結果としては全体の髪の本数の45%以上の増加が確認されたようでこれまでに行った発毛関連の他の製品に比べて、大変高い数値だったそうです。
当然実験結果などには差があったようですがその中で61歳の男性で一平方センチメートル当たり、36本あったのが6ヶ月レーザー治療を試みたあとには94本まで増加し、増加率は161%だったそうです。
使用開始後約2ヶ月で一時的に抜け毛の本数が増えた場合があるようですがこれは休止期に入った髪の抜け毛が起こっただけであり、これも新しい髪が既存の弱っていた髪を押し出したからだそうです。
このような背景からFDA(米国食品医薬局)から正式な承認がおりたようです。現在ではまだこのような機械は高額で簡単に手にすることは難しいかもしれませんが現在でも研究は進んでおり、新しい発見もされる可能性があると思います。

頭皮用カメラの注意点

