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2007年05月 記事一覧


2007年05月03日

髪の悩みを改善してくれるポイント 1

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インターネットの普及で皆さんが抱えている悩みを改善してくれるための情報や商品の紹介などは星の数ほどあることでしょう。そこでポイントになるのがトラブルを引き起こしている原因の特定です。

BBSなどの書き込みや直接のメール。電話での相談。皆さんは専門家ではないので自分の状態を判断することはできないと思います。ですが自分と似た症状の方が改善した商品やケア方法が必ず自分にとって有効かどうかはわからないと思います。

先日も10代の男性とお話をしていてその方はお湯に食塩を溶かしシャンプー代わりにしているのをサイトでみて現在実施しているとのお話でした。理論的に考えれば利点は何ひとつないのですが説得性のある文書内容がサイトに掲載されていれば信じてしまうかもしれません。

担当してもらっている美容師さんに自分の悩みを話し薦められた商品をつかっても一向に良くならず次々とケア商品を購入してみるものの全く良くならなかった経験を誰でも持っていると思います。

ひとつ例を挙げさせていただくとすれば仮に腹痛を医者に訴えた場合。ただおなかが痛いと伝えるのと、どの部分がいつから、どれくらいの感覚で痛みがあり、その時に自分がとっていた行動や飲んでも効かなかったお薬を説明するのとではどちらが的確な判断を医師が行えると思いますか?

その後、話の内容から必要な検査などを行って痛みの原因を特定して投薬をするのとただおなかが痛いから薬をくださいというのでは根本的に違うと思いませんか?

悩みの内容は別としても髪も全く同じです。人には打ち明けにくい悩みだと思います。家族や友人、それに美容師さんにも相談できないと思います。だからといってインターネットでおなかが痛いと検索すれば似たような症状にガンだと書かれていればそれを読んで不安ばかりが募るとことでしょう。ですが科学的根拠もない自らの思い込みでガンでもないのにガンに有効な食品をとったり薬を飲んでいても回復はしないと思います。

それは元々その方がガンでない可能性があるからです。(極論のように聞こえるかもしれませんがひとつの例えだとお考えください)

掲載した画像に写る商品は僕がお勧めしている商品のほんの一部です。仮に僕の店で取り扱っているすべての商品を使っても良くならない場合はありますので僕は相談内容に応じて現在取り扱っていない商品をお勧めする場合もあります。当然事前に商品の効果などは十分に実験した商品しかお勧めはいたしません。

ポイントは情報に振り回されないないことです。1番のポイントはどんなことが原因で現在の髪のトラブルが起きているのかを本人が知ることがもっとも重要でしょう。

2007年05月04日

髪の悩みを改善してくれるポイント 2 (髪を太くする)

今回は髪が細くなってしまった事なのでお悩みの方に髪を太くするポイントをお話をしたいと思います。

基本的に髪の太さが細くなってしまっりハリやコシが失われてしまうのには複数の要因が影響している場合があります。

抜け毛につながる毛根内部の皮脂の根詰まり。本来一つの毛根から髪は平均して2,3本生えているものです。その為、複数の髪が生える隙間や内部にある皮脂腺が分泌する皮脂を体外に排出しなくてはいけません。所が髪が育つ為に必要な隙間が皮脂によって圧迫されてしまい十分な太さに育たずに生えてしまいます。

さらに年齢や普段の生活習慣によって血液の供給などが不十分であれば髪はさらに細くなってしまいます。今、抜け毛などに悩んでいる方たちも初期症状でこのような現象が起こっている可能性があり、
対処法などは基本的に抜け毛などに行うケアと同じで皮脂を排除し育毛剤などをお使いになることがポイントになります。これによって新たに生成される髪が細くならないようにしなくてはいけません。

さらに生え出している髪にもケアは必要です。シャンプーや育毛剤ではすでに生えてしまっている髪が太くなることはありません。この場合、もっとも有効なのはトリートメントになります。ただトリートメントといってもシャンプー後に塗る洗い流す物だけではありません。髪が細くなっている理由や原因にあわせて行わなくてはいけません。

一般的にカラーやパーマなどで髪が細くなってハリやコシが失われた場合、一般的にはコーティング剤などを含んだアフタートリートメントをご利用になるケースが多いと思います。ですがこれでは根本的な解決にならないのが現状です。

これはダメージによって髪のキューティクルが剥がれてり捲れてしまい内部のたんぱく質が流失してしまいているからです。この場合に有効なケアをしては髪と同様のたんぱく質(ケラチン)などを補充してあげることです。実際、市販のトリートメントなどにケラチン系成分を配合していると商品などもあると思いますが本当に改善したいのであればケラチン単体を塗布することが重要です。

さらに近年多いのが髪の内部の水分量の低下によって髪の太さやハリ、コシがなくなっているケースです。先にお話した髪が生え出す段階で十分な成長していない状態で伸びた髪はあらゆる問題があります。その一つに髪の中には水分を蓄えておく隙間があります。これが元々弱った状態で生えてしまった髪には十分な水分が蓄えられていなかったり近年の冷暖房器具の向上によっての湿度低下、オゾン層の破壊によって強力な紫外線にさらされている髪。日々使用されているドライヤーやストレートアイロンなどスタイリング器具の多用。多くの方がカラーやパーマもしていないので髪が痛んでいないとお考えですが必ずしも髪が痛んだり細くなる原因はそれだけではないのです。

通常水分が失われて髪が太くなったりハリやコシが出るのという疑問があると思います。髪の中に蓄える水分の隙間を水風船とお考えください。風船は水が入っていればしっかりと膨らんでいます。所が先に紹介した原因などによって風船内部の水分が流失すれば当然膨らんでいた隙間は縮んでしまいます。

このようなことが原因で髪が細くなってハリやコシがなくなっているケースが大変増えています。その際に有効な手段はヒアルロン酸の優れた保水力(1gに対して6リットルの水分保持)を用いて失われた水分を補給する方法です。

どうしても一つの商品や簡単なケアでトラブルを改善できればと誰でも期待する所です。ですが髪が細くなってしまった原因も様々な要素が絡み合って起こっているのであればそれぞれに必要なケアを行わなくては髪を太くすることは正直に言えば困難です。

2007年05月08日

髪を悩みを改善するポイント 3 (脂漏性やべたつき)

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この季節、鼻の頭やおでこを触ると皮脂の分泌でべたつきなどを感じると思います。それに伴い10代の方だとニキビのような炎症ができてしまう場合があると思います。多くの方の相談にのっていて感じるのがべたつきのような自覚症状がない限り中々自分の頭皮の状態の異常などがわからなかったり説明を受けても納得できないと思います。

所が上記のような症状を自らが感じる方は圧倒的に少ないんです。さらにこのような状態の場合、早急に対処が必要なケースが大半です。本日、日本全国での平均気温は20度後半で真夏日に近い地域が沢山ありますが外出中の皮脂や汗の分泌で一層問題が深刻化する場合があります。

ただどの程度のケアや商品が必要かは個人差があります。それに今までご利用になられていた商品が現在の気候や頭皮の状態と合致しているかわかりません。そのために早くからその年の気候に合わせて様々なシャンプーを実験しお勧めしています。

今年のお勧めシャンプーは以前よりブログで紹介していたザクロ炭シャンプーです。詳しく説明などは以前のブログをご覧いただければご説明しておりますが気温や皮脂、汗が増えることで頭皮がどうしても酸化しやすくなりかゆみやトラブルにつながるケースがありますがペーハーバランスを整えるために頭皮の一番理想なPH5.5をこちらの商品で保つことができます。

今までご利用のシャンプーのままで当然問題ない方もいますが夏場だけでもこのような商品に早くから変更をしておく必要がある場合もあります。それにシャンプーブラシやクレンジングローションをお使いの方達は使用頻度を多くしても良いと思います。

日本ではまだ知られていない成分(男性ホルモン)

賛否両論だと思いますが万有製薬のCMやメディアなどを通じフィナステリドの売れ行きはすごいそうです。

男性ホルモンを抑制するというのは抜け毛においてひとつのテーマであり大きな期待を皆さんがお持ちになるのも良くわかります。抜け毛と男性ホルモンとの因果関係は様々な研究機関が独自の見解を発表しているので情報自体に統一性がないのが最大の問題だと思います。

以前ブログで紹介したライオンの研究結果によれば男性ホルモンから髪に影響を与えるDHTは直接髪の生成を妨げるのではなく毛根に生え変わりのサイクルにはいっていないのに抜ける時期にはいっているような指令を出しているという研究結果が一番最近の発表です。

ヨーロッパでは男性ホルモン型の抜け毛と性欲との因果関係は一切なく、精巣で作られる精子が増量していてもそれが抜け毛と関係しているという確証はないと数年前に発表されています。

様々な大学や医療関係で研究は進んでいる物の統一した見解が男性ホルモンに関しては示されていないのが現状です。

ちなみに男性ホルモン型の抜け毛の研究が日本よりもはるかに進んでいるアメリカ。ミノキシジル、フィナステリド(プロペシア)、低レベルレーザーなど現在世界で一番抜け毛に対しての最先端の研究を続けています。

実際ザンドなどにはアゼライン酸などが含まれておりDHTなどの男性ホルモンからくる抜け毛に対して有効だといわれている成分を配合しているいたり、今回は成分名を控えさせていただきますが日本でもすでに高血圧や尿禁などに使用されている薬を外用薬として開発されているものが男性ホルモン型の抜け毛に大変効果があるとの研究結果が多数寄せられています。

ここでご理解いただきたいのは男性ホルモンは確かに髪の生成能力を低下させる要因ではあります。ですが前立腺がんを患っておられる方が去勢をしても抜け毛は止まっても新たな髪が生えることはないそうです。(ミノキシジルなどを使用していない場合)

根本的に男性ホルモンの生成をとめたとしても抜け毛を抑制できるだけであり新たな髪が生え出すためには刺激性のケアが不可欠です。

さらにフィナステリドは生え変わりの時期と合致してしまうと服用後数ヶ月で大量脱毛が起こる可能性が先進国であるアメリカでは確認されています。(この時期に入った抜け毛は回復するそうです)

使用方法などの面で現在は成分名を明かすことは控えさせていただきたいと思いますし外用薬としては日本では未だに製品化されていませんが服用ではなく局部的に使用いただくのであればミノキシジルとの併用し回復しているケースは大変多い商品が実在します。

こちらの成分でDHTによる抜け毛を抑制し、ミノキシジルで刺激を与え、髪を回復させれる有効な手段だと思います。

CMなどをみるとまるでAGAは画期的な薬とお考えの方が多いと思います。ですが大半の医師が副作用や育毛剤の併用が不可欠だという認識を持たずに薬を出しています。10年前から処方をしているアメリカとは少し環境が異なりますので服用を決める際には注意が必要です。

2007年05月11日

男性型脱毛に外用薬で対処(スピラノラクトン)

抜け毛にはどうしても影響が問題視されるホルモンの因果関係。一般的に毛深いと男性ホルモンが多く抜ける可能性が高いとお考えになってしまう方が大変多いのではないでしょうか?これには大きな誤解があります。

前回のブログでも紹介しましたが体内で生成される男性ホルモンが必ずしも髪に影響を与えるわけではありません。それに男性だけではなく近年はストレスや生活環境などから女性でも抜け毛でお悩みの方が急増しております。

一部発毛サロンが最近放映をしているCMで同社が行っているコンテストの受賞者が紹介されていますが半分は女性であることを気ずいていますか?

現在日本においてもっとも注目されているのはAGAなどのフイナステリドの服用です。ですが摂取することで外用薬とは違い、体全体にその影響が出てしまうケースがあると言われています。

それでは外用薬で塗布した所だけに効果が期待できる効男性ホルモン剤はないのか?

高血圧や尿禁薬として30年以上前から服用スピラノラクトンは使用されていますが頭皮のDHTを軽減させる外用薬としてスピラノラクトン溶液もがあります。スピラノラクトンは抗男性ホルモン物質で頭皮のDHTの生成を防ぎ、女性ホルモンであるエストロゲンを塗布した局部で増加させます。スピラノラクトンはDHTの拮抗的阻害でDHTが毛根内部の毛包に付着するのを妨ぎます。

フィナステリドとは違い、スピラノラクトンは抗男性ホルモン物質で局部への直接使用で効果があり、毛包の受容部にあるDHTに作用します。塗布した箇所の頭皮はDHTの形成を妨がれるだけではなく、男性ホルモンを女性ホルモンに変える働きがあります。しかしスピラノラクトン溶液は以前は保存ができないという欠点もありました。

スピラノラクトンは、頭皮内で新陳代謝されて、他の人体器官への影響はありませんが1%程度での割合で発疹がでてしまうケースもありますのでこのような症状が出た場合にはご使用を中止してください。

スピラノラクトンは男性型脱毛症に悩む男性、女性のどちらでもご利用いただけます。スピラノラクトン内用液はフィナステリドとは違い、米国では女性の脱毛症の治療薬として処方されてきましたが女性ホルモンのバランスが代わるため妊娠中の女性の使用はミノキシジル同様に使用は控えていただければと思います。また男性が服用した場合は副作用が強く、血液中のカリウムの増加、女性化、性欲の減退が見られます。


スピラノラクトンはフィナステリドと違うのは外用薬としての使用が可能なので頭皮など、局部的に使用が可能で服用するような副作用の心配が圧倒的に少なくなります。さらに女性も使用が可能という点も異なります。ですが男性型脱毛症の場合、必ずミノキシジルやレーザーなどで刺激することと、頭皮のDHTレベルを下げることが大切です。DHTの影響を抑えるだけでは、髪の再生には効果が軽減してしまいます。前立腺ガンの治療で精巣を除去した男性はDHTができないので抜け毛はなくなりますが、髪の毛が大量に戻るわけではありません。しかしミノキシジルなどの刺激成分を使用することで多くの方がまた髪の毛を取り戻すことができます。ミノキシジルと抗男性ホルモン物質を組み合わせた使用は頭頂部などに特に効果があるとされています。

2007年05月14日

髪の悩みを改善するポイント 4(ドライオイリースキン) 前編

昨日2ヶ月半ぶりに来店いただいたお客様。いつも神奈川県から遥々お越しいただいております。

そのお客様は僕のところに来店いただくようになって8ヶ月ほどになりますが最初メールをいただいた時は状況がいまいち把握できないくらいの症状でした。20代になってから発症したアトピーの治療を続けられ、幸いにも回復されたそうなんですがある日、頭皮に付着したかさぶたを剥がすと髪がまとまって抜けてしまったそうです。アトピーの際に来店されていた皮膚科でアレルギーの可能性を示唆され投薬を受けていたそうですが一向に回復する様子もなく困っておられた所、相談を受けました。

500円玉代に円形に抜けている箇所が二つほどありフケのような塊がよく取れるということ。それにもかかわらず円形に抜けた箇所は通常の円形脱毛症で見られない中心部に残毛(抜けずにとどまっている髪)があるとの事でした。

普通ストレス性の脱毛の場合、産毛も残らないような形で抜けてしまうのですがその症状とも合致しません。そこで遠くまでご足労をかけていただくのを承知で来店をお勧めしました。

その翌週、ご本人にお会いするし頭皮を確認した際には正直驚きました。アトピーが原因で頭皮全体が過敏性の炎症を起こし、それを補うために皮脂が過剰分泌して幕をつくってしまっている。このようなドライオイリースキンはあまり珍しくはないのですが皮脂の固まり方が普通では考えられないほど状態でした。

ドライオイリースキンの場合、過敏性の皮膚をよくする場合、皮脂を排除しなくてはいけません。クレンジングオイルやシャンプーは刺激性の弱いものを使い、拒絶反応などがないかを確認しながらシャンプーブラシを使用するなどして細心の注意を払いながら頭皮エステをさせていただきます。何度か来店いただける場所にお住まいであれば良いのですが神奈川県からお越しいただくということで交通費などの負担を考えるととにかく一回のケアで少なくとも付着している皮脂の幕を一度で確実に排除しなくてはなりませんでした。

過去にも同様のドライオイリースキンの方をケアした経験がありましたので対処方法は凡そ分かっておりましたが今回の例はそれを遥かに超える状態でした。さらに前回の症例の場合、お客様が同じ愛知県内でしたので頻繁な来店が可能という点も今回とは違っていました。

幸いにも初回の頭皮エステで表面の皮脂の固まりは完全に排除できました。円形にぬけていた部分をケア後、確認すると500円玉大の巨大な皮脂幕を除去するとその下に産毛のような弱々しい髪が残っていました。通常であればここから育毛剤をお勧めするのですがアトピーなどの炎症を考えると初回からすぐにご利用いただくには難しいと判断しその日はシャンプーとクレンジングオイルしかお渡しできませんでした。

ここで問題だったのは初回のケアで完全に皮脂は排除したものの再度分泌する皮脂をどうやって頭皮の炎症を刺激する事なくまた固まらないようにするか。それに500円玉大に抜けた場所の産毛がどのように伸びっていてくれるかが最大のポイントでした。

2ヵ月後のご来店をお約束し、回復を祈ってお帰りいただきました。

髪の悩みを改善するポイント 4(ドライオイリースキン) 後編

2ヵ月後、お約束の日を向かえ来店いただいたお客様の状態を見て正直驚きました。やはり予想していた通り、頭皮全体に皮脂の固まりが若干確認できました。

通常であれば徹底したケアをお勧めするような状態ですが以前ご来店いただいた時の状況やシャンプーブラシなどをつかっていない事を考えると明らかに好転しており、何より500円大の抜けた箇所の産毛が順調に伸びていたことでした。

まだ満足いくレベルでは当然ありません。ですが皮脂の付着量が以前よりも少なくなっている為に過敏性の炎症も回復の方向に向かっていました。皮脂を徹底排除する方向に進むか。それとも育毛剤などを利用するか悩む所でしたがまず育毛剤の使用をお勧めしました。

とにかく抜けていた部分が2ヶ月で良くなっていたのには安心しました。神奈川から遥々来店いただいた甲斐もあったのですがあのような大変な状況からでも回復することがとてもうれしかったです。その後も2度、来店いただき過敏性の炎症による皮脂の分泌も序々に少なくなっていきシャンプーブラシの使用も可能だと思いご利用を開始いただきました。

さらに前編で紹介した別のアトピーの方の際に順調に回復したのを期により状況を好転させるために高濃ミノキシジルをご利用いただいた際にかゆみが出てしまった経験がありました。5%までのミノキシジルは以前にご使用いただいていたので大丈夫だと思っておりましたが予想に反する拒絶反応。使用頻度を減らしたりしましたが高濃度ミノキシジルの使用を中止しようかと迷っていた所、イオン導入器の効果が効くのではないかと考え、2週間育毛剤の使用を中止してイオン導入を使用いただきました。そうすると塗った途端にかゆみを感じていたお客様はまるで今までがうそのようにミノキシジルによる拒否反応がなくなったのです。

育毛剤などの有効成分の浸透率の上昇、イオン導出の効果による毛根内部の皮脂の除去、それにドライオイリースキンで一番ポイントとなる理想的な頭皮のペーハーの安定化(PH5.5)ができれば来店頻度を軽減できるのではないかと思いお勧めしました。

イオン導入器をお送りした後、メールを差し上げたのですがお返事がなくどうされたのかと思っていると1ヶ月後にそのお客様からメールの返信がありました。

交通事故にあって入院をされていてシャンプーが週に1度しかできず、その際にも大量の抜け毛があり困っているという内容でした。それにアトピーなども入院生活によって一部、再発してしまっていると書かれていました。

その方の状況ではシャンプーができないというのは致命的です。退院にはまだ1ヶ月ほどかかるという事でその間の対処方法を教えてほしいとの事でした。大きい病院であれば院内に床屋や美容院なども完備されていますがその方が入院されている先にはなかったので病院の方針通り、1週間に一度のシャンプーという状況はどうしてもそのままということでした。

シャンプーで落とせないのであれば良質なクッションブラシ(豚毛や猪毛)を頻繁に使用すれば付着する皮脂を軽減できるとも考えお伝えしました。それと事故直後に届いたイオン導入器は当然お手元にはなかったので病室にお持ちいただきシャンプーができない代わりに皮脂の影響を抑えるために週3度のご利用をお勧めしました。

GWの一時退院を除いても2ヶ月間の入院中はシャンプーは週に一度。アトピーの再発やシャンプーの際の大量の抜け毛などの話を伺っていたので正直どのような状態になっているか不安でした。

退院後、4日しかたっていない昨日。体調もまだ万全ではない中、神奈川からお越しいただきました。

カメラで確認をする前に肉眼で頭皮をまず見てみると不思議なことに皮脂の固まりが一切見受けられませんでした。事故の前に来店いただいていた際でも若干の皮脂の付着が肉眼で確認できる箇所があったのでシャンプーブラシなどの使用をおすすめしていましたがそれが2ヶ月間のシャンプーの状況がまるで嘘のように思える状態。それに初回に来店いただいた際のような抜け毛の箇所がないか確認しても小さなものが一つを除けば全く抜けている感じがありません。

そこでカメラでケア前に確認してみるとその方が今まで数回来店いただいた中で一番、頭皮が良い状況でした。酷い状態でまた一からやり直ししなくてはいけないのではないかと心配してので正直びっくりしました。

今まで数ヶ月間、お伝えしていたアドバイスをしっかりと実施していただいていたこと。神奈川から交通費という大きな出費をお支払いいただきしっかりと2ヶ月に一度の来店を続けていただいたこと。さらにタイミングよく、シャンプーブラシが使用できるような頭皮まで回復していて、イオン導入器もお持ちだった事。

ケア後の頭皮をみても少しの乾燥は見られるものの、頭皮としては理想的な状態になっていました。

様々なことが功を奏して、入院前よりも現在の方が良くなっているとは思いもしませんでした。

もっとも回復に手間がかかるドライオイリースキンやアトピーなどの抜け毛。しっかりとしたケアを行えばどのような状況であっても良くなるんだと確信しました。

2007年05月18日

状況の安定でのケアの一時的中断

最近リピート的にケアに来店いただいていたり、ケア商品などを継続的にご利用いただく方達の頭皮を夏を迎える前にチェックさせてもらっています。春は平均気温なども安定していてケアをはじめてから一定期間が経過しているために商品などがなくなったのをきっかけに使用を一時的に中止してしまっている方が多いようです。

当然、状況が安定していれば中止をいただいてもかまわない方もありますがこのような時期は秋から冬場などにかけて、気温も低下しはじめ皮脂の分泌も少なくなる時であれば問題ありません。それが春から夏場へと頭皮がさらされる環境が悪化するこれからの時期にやめてしまっては元に戻ってしまうケースがあります。

毛穴が綺麗になっているということもあり、すぐに問題につながるとは言いませんが順調に体外に排出されていた皮脂が再度固まってしまう恐れがあります。せっかく今までしてきたケアが無駄になってしまう恐れがありますからご注意ください。

それと従来のシャンプーブラシをお持ちの方でも新しく発売されたヘッドスパブラシを毎日使用している方は特に状況は良いようです。前のブラシは週に1,2仕上げとしてご利用いただき日々のシャンプーをヘッドスパブラシをお使いになっているとかなり丁寧に洗えているようです。

2007年05月25日

ホップを使った男性ホルモン型の抜け毛、細毛、白髪の新対策(男女問わず必見)

先日お話をした男性ホルモンを抑制する為のスピノラクトン。これはまだ日本では育毛などの用途には処方されていません。安全面を考えればフィナステリドのような副作用もありませんし頭皮に局部的に作用させることができます。さらにフィナステリドとは異なり男女どちらでもご利用いただけます。

所が今回新たに発売されたホップを主成分とした育毛剤及びエッセンスは全く新たな効果が期待できる製品です。

ビールなどを作る際に含まれるホップ。この成分に元々注目したのは資生堂でした。以前にも同社は肌のシミなどの対策のためにメラニン色素を制御する成分の研究をしていました。偶然にも研究過程でメラニンを制御するのではなくメラニンが活発化をするサンショウエキスを発見しました。

転用することを考えた同社はその後、毛根内部のメラノサイトを活性化させて白髪などの色素を再生化させる目的でサンショウエキスを主成分とした養毛剤などの販売を開始しました。この商品が話題となり他社もサンショウエキスを配合した商品を開発し大変なブームを引き起こしました。

その後も資生堂は研究を続け、今度はホップの女性ホルモンの活性化に着目しました。男女問わず抜け毛や細毛、それに白髪に男性ホルモンは大きく影響します。男性ホルモンであるテストロゲンは頭皮の毛乳頭にある5A-リアクターゼという酵素と結びつくことで協力な発毛を阻害する5A-DHTに変化します。毛根内部の細胞分裂が5A-DHTによって制御されてしまうことから男性ホルモンの体に対する影響を抑えるのは大変重要なことでした。

ですがフィナステリドのような副作用が起こりうる方法や体内の女性ホルモンを活性化するためにサプリの服用、それにスピノラクトンなどによって男性ホルモンを抑える方法が取るしかありませんでした。

年齢を重ねることによって男性の場合は体内の女性ホルモンの量が減少し女性の場合は女性ホルモンの精製能力が低下してしまうことから現在男女を問わず抜け毛、薄毛、それに白髪などに悩む方が増えています。

女性の体内でホルモンのバランスが乱れて男性ホルモンが過剰になると、女性でも抜け毛や薄毛を招き、若いうちからの白髪などにも影響します。ことに閉経後の女性は女性ホルモンの分泌量が減少して男性ホルモンの影響を受けやすくなります。

最新の研究で女性ホルモンは発毛を促すBMPというたんぱく質を増やし、その反面、女性ホルモンが減少するとBMPが減って上記のような問題を誘発します。それを補う為に局部的に塗るような方法で女性ホルモンを補う商品はありませんでした。

その中で今回、販売されたホップを主成分とした育毛剤やエッセンスは外部から塗布した成分の効果によって女性ホルモンのエストロゲンと大変よく似た作用のある特有のフラボノイドが大量に含まれていてホップを摂取すると髪の抜け毛や薄毛、それに白髪にも優れた効果があることが国内外の大学や研究施設で確認されています。

さらにホップを使用すると不足していた女性ホルモンが補われ、同時に毛髪の発育を阻害する男性ホルモンを抑える働きがあります。

今までは男性ホルモンを抑制する成分が若干育毛剤に含まれていることはありました。ですが女性ホルモンの精製が活発にできる方法が育毛ケアにはありませんでした。エッセンスタイプはホップの原液となるので現在の育毛ケアに足していただくという方法で大丈夫です。(値段が30ミリ、3675円)。

メラノサイトを活性化させて白髪などを回復されたいとお考えであったり育毛剤とエッセンスを別々に使用されるのが面倒な場合であれば女性に特におすすめなのが育毛剤タイプです(値段が150ミリ、10500円)

若くして白髪などにお悩みの方の場合にはホップエキスを使用することで毛髪の色素を精製するメラノサイトを刺激する効果によって繰り返される白髪染めの回数も減らすことが可能です。

早い方では二ヶ月くらいで抜け毛や薄毛、それに白髪に改善がみられるようです。

今まで効果的なケア方法がなかった男性ホルモンに対する髪のトラブルがはじめて副作用などの心配がなく対処できる方法が確立されたと思います。

2007年05月28日

抜け毛の原因の特定

育毛サロンやサイトで何型と部類わけをしていますが抜け毛の原因はそれほど単純ではありません\n。スピノクラトンの説明の際にもお話しましたが男性の場合前立腺を切除しても男性型の抜け毛が克服
できるかといえば無理です。男性ホルモンによる悪影響を排除できても髪の回復には血行促進成分とな
る育毛剤などが不可欠です。

当然カメラなどで確認をすれば皮脂などから受けている悪影響を排除できますし場所によって髪の弱り\n方などをみれば男性ホルモンのか他の抜け毛の要因が関係しているのかはある程度特定は可能で本人の体質や生活環境を加味すると何型と特定するのは病気のように断定するは難しく検査方法が確立されていない事もあって部類わけは本来できません。

さまざまな要因が混ざり合い髪のトラブルを引き起こしています。カメラなどでの診断や季節や状況に合わせたケアや商品選びが必要なのは総合的に髪に与える悪影響を排除していくことが大切です。

皮脂を除去するようなケアをおこなっていただいてシャンプーやクレンジングローションをご利用いただいていても毛根内部皮脂が完全におとせていない方がいます。これには若さや生活環境なども影響しています。

大切なのは想定される悪影響を排除していくことだと思います。今まで男性ホルモン型の抜け毛の場合\nにはフィナステリドなど男性ホルモンを抑制する方法しかありませんでした。

ところが今回紹介しているビールホップなどの原液を使用することで男性ホルモンを抑制する従来の手\n法をとるのではなく女性ホルモンを活性化させ血行促進成分と併用し皮脂を効率的に排除しすることで
髪の育成に必要なケアと髪に害を与える要素に対する対処の両方を同時に行うことが可能です。

ケアを始めていただき以前の状態と見比べて皮脂などの悪影響が現状で確認できず、それでも状況が改善していないようであれば血行促進成分をさらに良い物に変えてみたり女性ホルモンを毛根内部で増加させる方法をとってみることのほうが何型の抜け毛を特定するよりも大切だと思います。

壮年性、男性ホルモン型脱毛、脂漏性皮膚炎。多くの専門的な部類分けが抜け毛と関連して紹介されています。最初からすべての抜け毛の原因を想定してケアをする必要はないと思いますが可能であればあらゆる方面から髪の生育に害を及ぼす要因を排除することは良いことだと思います。

そのきっかけとなるのが現在の頭皮や毛根、それに髪の状態などを把握することから始まると考えています。

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